番外メモ 皇族の歌

百人一首に入っている皇族の歌
男性 8首
女性 2首(持統天皇式子内親王


1番歌 天智天皇 第38代天皇


2番歌 持統天皇 第41代天皇


13番歌 陽成院 第57代天皇


15番歌 光孝天皇 第58代天皇


20番歌 元良親王 陽成天皇の第1皇子


68番歌 三条院 第67代天皇


77番歌 崇徳院 第75代天皇


89番歌 式子内親王 後白河天皇の第3皇女


99番歌 後鳥羽院 第82代天皇


100番歌 順徳院 第84代天皇


それぞれの歌

☆1番歌 天智天皇

秋の田の 刈り穂の庵の とまをあらみ
我が衣手は 露に濡れつつ


☆2番歌 持統天皇

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山


☆13番歌 陽成院

筑波ねの 峯より落つる みなの川
恋ぞつもりて 淵となりぬる


☆15番歌 光孝天皇

君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ


☆20番歌 元良親王

侘びぬれば 今はた同じ 難波なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ


☆68番歌 三条院

心にも あらで憂き世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな


☆77番歌 崇徳院

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ


☆89番歌 式子内親王

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする


☆99番歌 後鳥羽院

人もをし 人もうらめし あぢきなく
世を思ふ故に もの思ふ身は


☆100番歌 順徳院

ももしきや 古き軒端の しのぶにも
なほあまりある 昔なりけり

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