「堀越公方(ほりごえくぼう)」とは
室町11代将軍足利義澄の父・足利政知のこと。
1454年〜20年間 享徳の乱が続く
関東公方・足利成氏が下総国古河(こが)に拠点を移し、幕府への抵抗を続ける。
(=古河公方)
1458年
幕府から、新しい関東公方として足利政知が鎌倉へ向かうが、
古河公方・足利成氏の軍勢に遮られる。
関東に入れなかった足利政知は、
駿河の今川氏を頼り、
伊豆堀越に今川氏より館を与えられ、生涯堀越に留まった。
(=堀越公方)
関東の政治は幕府が取り仕切った。
足利政知没後に長男茶茶丸が跡を継ぐが、北条早雲に滅ぼされ、堀越公方は消滅した。