順位戦は、
A級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の5つのクラスからなり、A級の優勝者が名人戦の挑戦者となる。
6月頃から翌年の3月に亘りリーグ戦を行い、その成績に応じて次期のクラスと順位が決まる。
名人戦の挑戦者となるまでにはプロデビューから最短でも5年かかる。
2022年3月9日10時から
第80期 B級1組の最終13戦が、東京と大阪の将棋会館で一斉に行われた。
B級1組は、13人の棋士が総当り戦を行い、上位2人がA級に昇級。
〈B1→A級昇級をかけた今日の最終戦〉
〜〜〜
藤井聡太五冠(19歳)9勝2敗で首位
VS
佐々木勇気七段(27歳)
〜〜〜
稲葉陽八段(33歳)8勝3敗
VS
郷田真隆九段(50歳)
〜〜〜
千田翔太七段(27歳)8勝3敗
VS
木村一基九段(48歳)
.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*
藤井聡太五冠が、佐々木勇気七段に90手で勝ち 10勝2敗として1位となり、A級へ昇級。
19歳7ヶ月でのA級昇級は、加藤一二三九段(82歳、引退)が1958年に昇級した際の18歳1ヶ月に次ぐ史上2番目の年少記録。
藤井聡太さんの順位戦成績
2017年度 C2 10勝0敗 昇級
2018年度 C1 9勝1敗
2019年度 C1 10勝0敗 昇級
2020年度 B2 10勝0敗 昇級
2021年度 B1 10勝2敗 昇級
通算勝敗 49勝3敗
通算勝率 0.942
稲葉陽八段は、郷田真隆九段に勝利し9勝で2位となり、A級復帰。
来期は、A級戦(10人)で名人への挑戦権を争います。
.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*
今期
名人戦は、渡辺名人VS斎藤慎太郎八段
(A級からの降級者は、羽生善治九段と山崎隆之八段)
.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*
来期、名人への挑戦権を争うA級10人
(斎藤慎太郎八段または渡辺明名人)
糸谷哲郎八段
佐藤天彦九段
豊島将之九段
広瀬章人八段
永瀬拓矢王座
佐藤康光九段
菅井竜也八段
藤井聡太五冠
稲葉陽八段
.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*